flotsam books（フロットサムブックス）

美しい絹糸を吐く虫、蚕。
蠢く幼虫たち、小さな体から吐き出された絹糸は、驚くほど強く美しい。 1本の絹糸が、過去と現在をつなぐ。
デザイナー山縣良和の個人史、2007年の設立よりwrittenaftewradsが綴ってきた物語、そしてファッションの源流を蚕とともに歩む。
戦後から続く雑誌「アイデア」にて、史上初となるファッション特集を山縣良和が監修いたしました。

直線を嫌い、自然な曲線とカラフルな色彩を取り入れた建築で知られるHundertwasser（フンデルトヴァッサー）。
本書は、最初のスケッチから模型、完成までの過程を追いながら、実現したか否かに関わらず、彼が手がけたすべての建築物やプロジェクトが紹介されています。
フンデルトヴァッサーの独自のアプローチと彼が残した遺産に触れることができる貴重な1冊です。

ヴィクトリア朝時代の子供達の服装や生活風景が写真やテキストによってリアルに記録されています。
様々なインスピレーションをかきたてる一冊です。

人形と仮面を用いて幻想的な世界を探求した写真家、Ralph Eugene Meatyard（ラルフ・ユージン・ミートヤード）の写真集。

シカゴ美術館での展覧会に合わせて出版されたこの1冊には、彼のアーカイヴから厳選された70点以上の未公開作品が収められています。

Paul Poiret（ポール・ポワレ）の革新的なデザインを振り返る貴重な一冊。
近代ファッションの開祖として知られるポワレの作品に焦点を当て、ファッションだけでなく、インテリアデザイン、家具、香水などの幅広い仕事を収録しています。
図版380点を超える豊富なビジュアルと、充実したテクストで彼の多彩なクリエイションが深く掘り下げられています。

建築写真の第一人者として知られる二川幸夫による建築写真集。

自然光を巧みに活かし、建築の構造美や空間の持つ静謐さ、温かみを捉えた作品が収められています。 特に、日本の民家に焦点を当て、地域ごとの気候や風土に適応した構造やデザインの違いを見事に表現。 日本建築の魅力とその美意識を再発見させてくれる1冊です。

ジークフリート・ギーディオン（1888～1968）とカロラ・ギーディオン＝ウェルカー（1893～1979）は、20世紀初期の数十年間で最も著名で影響力のある美術史と建築史の学者の一人でした。
特にアルヴァ・アアルト、ハンス・アルプ、コンスタンティン・ブランクーシ、マックス・エルンスト、ル・コルビュジエ、ラースロー・モホリ＝ナギ、ピエト・モンドリアンといった、建築、美術、文学におけるモダニズムの主要人物たちを結びつける役割を果たしました。
例えば、写真における新しいヴィジョンや「芸術の統合」など、彼らが創始した言説は、現在に至るまでその関連性を失うことなく、新たな出発点となっています。

本書は、モダニズムの最も著名な研究者2人の仕事、意義、影響、遺産を紹介し、420ページ、198点のカラー図版、630点の文書、オブジェ、写真を掲載しています。

植田正治（1913-2000）は、日本海に面した鳥取という出生地に深く愛着を持ち、作品の大部分の背景としてそこを活用しました。
植田は、静止した冒険家であり、四季を通じて風景を形作る砂丘を絶え間なく探検しました。彼の鋭い眼は、彼の周りのすべてに引き寄せられました。世界地図、風になびく麦畑、ローラースケートを履いた少年、妻・紀江の優美な姿......放浪の旅に出ていないときは、季節の果物や不釣り合いなオブジェの静物写真を作成し、あちこちで見つけた小さな宝物を集めました。

この出版物は、彼の作品に捧げられた初の3か国語のモノグラフで、白黒とカラーの多くの未公開写真を収録しています。

2019年から2022年にかけて、著者のAlberto Vieceli （アルベルト・ヴィエチェリ）と Sebastian Cremers （セバスチャン・クレマース）は2000枚以上のブックエンドのイメージを集めました。
本の多様性は、ある種の秩序を必要とします。何かをどのように注文するかは、私たちの考え方を反映するものでもあります。
「The End of Books」は、本のジャンルという宇宙全体の微妙なドラマツルギーを表現しています。多様なモノが関わり合いながら、私たちの存在と思考の物語を描き出します。

アメリカのアーティスト Tony Oursler（トニー・オースラー）が、個人的に収集した魔法、超常現象、映画、テレビ、幻想、擬似科学、技術に関する膨大なアーカイブまとめた「Imponderable The Archives of Tony Oursler」です。