flotsam books（フロットサムブックス）

本書タイトルの「To Take Your Heart in Your Teeth」は、恐れにも負けず勇敢に進むという意味のルーマニアのことわざです。
何世代にもわたって女性たちによって作られてきたルーマニアのブラウスという民族衣装は、激しい変化の時代を通してその言語を確保してきました。
この本は、ルーマニア北東部とウクライナ西部の新石器時代の始まりから、フォークリバイバルの時代、共産主義時代、そして共産主義後のこの地域からの移民まで、ブラウスの文化的かつ歴史的な伝記です。
恐れにも負けず勇敢に進む「To Take Your Heart in Your Teeth」は、何世代にもわたる回復力のある女性たちへの連帯を示すオマージュであり、この女性らしい不屈の精神のデザイン品質と、生き残るために彼女たちが作った衣服の魅力を書き出しています。

『100 Classic Graphic Design Journals』は、グラフィック デザイン、広告、タイポグラフィに特化した影響力のある雑誌のユニークなコレクションを調査しています。
これらの雑誌は、印刷デザインの歴史の 100 年以上にわたっており、印刷業界の必要な副業から独立したクリエイティブな職業へのグラフィック デザインの台頭を記録しています。

各雑誌には、多数の見開きページと表紙で豊富なイラストが掲載されているほか、可能な限り、編集者、デザイナー、出版社へのインタビューに基づく説明文と、徹底的に調査された書誌資料も含まれています。
特集されている雑誌は、広告（Publimondial、La Pubblicità Italiana）、ポスター（Das Plakat、Affiche）、タイポグラフィ（Typografische Monatsblätter、Typographica）、アールヌーボー（Bradley、His Book）、モダニズムデザイン（Neue Grafik、ULM）、ポストモダンおよび現代グラフィック（Emigre、It’s Nice That）など、さまざまな業界と時代をカバーしています。

これらの100誌は、歴史家やグラフィックデザインの学生にとって貴重なリソースであり、グラフィックデザイナーにとって豊富なビジュアルリサーチとインスピレーションの源です。

Gaz's Rockin' Bluesは、ロンドンで最も長く続いている名高いクラブイベントです。 この本は、2010年7月にクラブの30周年を記念して出版され、クラブナイトのために作成されたチラシやポスター、写真、逸話を収録し、長年にわたるイベントの歴史を網羅しています。

ブルックリン美術館での大展覧会に合わせて刊行された本書は、北米の ZINE に焦点を当て、1970年以降、コミュニティの構築や、あらゆるメディアを通じたアート制作への素材と概念のアプローチの変革において、アーティストがどのようにこのメディアの重要な役割を活用してきたかを探求しています。

本書ではこれまでにないほどアーティストの ZINE の豊かな歴史をとらえ、それらを視覚芸術の系譜に位置付け、過去 50年間の活気に満ちた成長を探求しています。
何百ものジンの表紙と中身、絵画、写真、映画、ビデオ、パフォーマンスなどの他のメディアでの作品で完全に図解されたこの本には、100人以上の ZINE 制作者の簡単な経歴も掲載されています。

イタリアのファッションデザイナーRicald Tischi（リカルド・ティッシ）のコレクションにインスパイアされて作成され、ショーや広告キャンペーンで使用されたM/M (PARIS）の作品集「THE GIVENCHY FILES」です。

2021年に行われた ULTRA STUDIO による展示、『LANDSCAPE GOES DOMESTIC』の内容をまとめた小冊子。
ドローイングや写真に加え、本展示の最終日に行われたラファエル・バルボア、橋本圭央とウルトラ スタジオの座談会や、向山による文章『偶然の象徴』も収録。
ウルトラスタジオの思想や作品性の一端を紹介する一冊に なっています。
書籍のデザインは展示のビジュアルデザインも手掛けた REFLECTA(岡真理子+田岡美紗子)と小林すみれが担当。 展示内容と呼応する特別な造本も見どころです。

日本の暴走族の1970年代から2010年までのステッカーを集めた作品集。

『Book Marks』は、一人のアーティストが読んだ本を記録するための、風変わりでインスピレーションに満ちた方法を示す作品であり、434点の古い図書館の貸出票に描かれた豊かなイラスト作品を通じて、読書と記憶の生涯を視覚的に旅するものです。

この魅惑的なアートブックと自伝の融合は想像力をかき立てます。その中心には、アーティストのBarbara Page（バーバラ・ページ）に深い印象を残した本を表す3×5インチの緻密なコラージュやドローイングが描かれた何百もの魅力的なアート作品があります。
ページは、読んでいる本のタイトルを記憶するために、これらのイラスト付き「ブックマーク」を作り始めました。やがてページは、自分の読書履歴を再現する10年にわたるアートプロジェクトに取り組むこととなり、幼少期の絵本から始まりました。

伝説的なデザイナー、Jan Tschichold（ヤン・チヒョルト）の生涯と仕事、そしてヴァイマール共和国のドイツにおけるモダングラフィックデザインの創出運動における彼の役割についての独自の記録です。

この重要な書籍は、ヤン・チヒョルトのあまり知られていないデザインエフェメラの私的コレクションからの画像を豊富に掲載し、モダングラフィックデザインの歴史における伝説的人物を、彼に最も影響を与えたバウハウスのアーティスト、アイデア、テキストを通じて探求します。
チヒョルト（1902–1974）は、多作なデザイナー、作家、理論家であり、印刷物をより基本的かつ動的にする視覚文化の革命の最前線に立っていました。彼のデザインは、ビルボード広告や名刺、ブックジャケットや請求書などの日常的なグラフィックに適用されました。

この美しい本は、チヒョルトのコレクション（クルト・シュヴィッタース、エル・リシツキー、アレクサンドル・ロトチェンコ、ラズロ・モホリ＝ナジなどの有名人物や、ヴィリー・バウマイスター、マックス・ブルチャーツ、ヴァルター・デクセル、ピート・ズワートなどのあまり知られていないアーティスト・デザイナーによるイラスト、広告、雑誌、書籍）を分析することで、チヒョルトの作品と彼が形成を助けた芸術運動の基礎理論についての新しい理解を提供します。
またクルト・シュヴィッタースが1927年に結成したグループ「The Ring」を含む、中央ヨーロッパ全体に広がる「新しいタイポグラフィ」の発展を描いています。
チヒョルトはこの運動の定義において重要な役割を果たし、最も影響力のある書籍『The New Typography』（1928年）で理論と実践を記録し、これは今でもグラフィックデザインの重要なテキストと見なされています。

ヴィンテージ スケートボード コレクターである @pacificcoastvintage の Jacques Bensahkoun と協力して Golden Gooseと Masala noir のスケートボードの黄金時代をまとめた本。
『THE GOLDEN AGE OF SKATEBOARDING』は、スケートボードの黄金時代 (1972-1984 年) へのノスタルジックな旅です。
この時代は、スケートボードに対する私たちの認識を再形成し、スケートボードを単なる趣味から深遠なサブカルチャーにまで高めました。
ジャックの 100 枚以上のビンテージ スケートボードのコレクションと、500 枚以上のスケート広告や ZINE のアーカイブがまとめられています。