flotsam books（フロットサムブックス）

ドイツの写真家／アーティストWolfgang Tillmans（ウォルフガング・ティルマンス）の写真集「Still Life」です。

ドイツ人アーティスト、Thomas Demand（トーマス・デマンド）とアメリカ人小説家・詩人、Ben Lerner（ベン・ラーナー）の文章で構成されるコラボレーション作品集。紙で丁寧に創られた"Blossom = 桜"のイメージは、2013年5月4日にニューヨークタイムズ紙に掲載された、同年4月に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件のタメルラン・ツァルナエフ容疑者の妻、キャサリン・ラッセルの写真に関連している。デマンドの作品は撮影され、壊され、見る人を目の前にある現実とは違った仮想現実の世界へと引き込み、そこへラーナーの文章を添えることにより、デマンドの写真にまた新たな解釈が提案されている。

ドイツの写真家 Kai Bornhoft（カイ・ボルンホルト）の写真集「EXIT GHOST」です。写真家はこの写真集に掲載された23点のイメージの為に数回ドバイを旅しました。イメージは写真家が人生の鑑に遭遇した後に選択した象徴的な残りの断片です。白黒の抽象的な亡霊のようなイメージが並びます。表紙はコンクリートを使っており、重厚でではあるが、壊れそうな脆さが内容とマッチしてる気がする。

ベルリンの写真家 Sanja Trabandt（サーニャ・トラバント）の写真集「UNVERBUNDEN」です。日常生活の現実の平凡な残酷さと演劇的な誇張を併置し、ドキュメンタリーと概念的な写真の間の関係性を探ります。

ドイツの写真家 Sergej Vutuc（セルゲイ・ヴトゥック）の写真集「No Skateboarding Permitted – booksculpture」です。ヨーロッパ，アメリカを旅した際に撮ったスケーターや街の写真をまとめた作品集。スケートボードにボルトで留められた写真集っていうかオブジェっていうか。なんつーのか、圧倒的な物としての存在感が特別な写真集って思っちゃう。ホント、スケートが好きな人に持っててもらいたい。

ドイツの写真家 Daniel Reuter（ダニエル・ロイター）の写真集「HISTORY OF THE VISIT」です。

2004年東京オペラシティで開催されたWolfgang Tillmans（ヴォルフガング・ティルマンス）展「FREISCHWIMMER」に際して刊行されたカタログです。

ドイツの記録写真家,人物写真家August Sander（アウグスト・ザンダー）の ケルン市立博物館で開催された展覧会に合わせて刊行された写真集。

８０年代後半から現在まで、写真家、現代アーティストとして活躍するWolfgang Tillmans（ヴォルフガング・ティルマンス）による９０年代の兵士に焦点をあてたモノクロ作品集。

ファッション写真で知られる写真家 Juergen Teller（ユルゲン・テラー ）のスタジオは、西ロンドンの小さな通りにあります。
そして、なぜかこの本の主役のように見えるのが、彼のスタジオの玄関です。
1998年5月から1999年5月までの1年間、テラーのもとには代理店からキャスティング撮影のために送り込まれた何百人もの少女たちが訪れました。
この写真集の冒頭で、テラーにはあるシンプルなアイデアが浮かびました。若い女性の来訪者全員を写真に収め、その結果を説得力のあるコンセプチュアルなアート写真にしたらどうだろう？その結果は印象的で、時に滑稽で、ファッション業界とモデルの世界に疑問を抱かせます。
私たちは、主に16、17歳くらいの女の子たちが、素晴らしいキャリアを期待して写真家に自分を見せる場面に遭遇します。ある時は一人で、ある時はグループで、またある時は両親に連れられて。
移り変わる季節のさまざまな光の中で、しかし常にテラーのスタジオの入口で撮影されたポートレートは、どんな姿であれ、唯一無二のモデルのポートレートというひとつの肖像に溶け合っているようです。