【Photographs by】Juergen Teller(ユルゲン・テラー )
【出版社】SCALO 1999年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】470 pages with numerous col. and monochro. illus.
【サイズ】24.7 x 17.9 cm
【状態】C: 表紙スレ, ページヤケ, 背の綴じが弱くなっています, タバコ臭等
ファッション写真で知られる写真家 Juergen Teller(ユルゲン・テラー )のスタジオは、西ロンドンの小さな通りにあります。
そして、なぜかこの本の主役のように見えるのが、彼のスタジオの玄関です。
1998年5月から1999年5月までの1年間、テラーのもとには代理店からキャスティング撮影のために送り込まれた何百人もの少女たちが訪れました。
この写真集の冒頭で、テラーにはあるシンプルなアイデアが浮かびました。若い女性の来訪者全員を写真に収め、その結果を説得力のあるコンセプチュアルなアート写真にしたらどうだろう?その結果は印象的で、時に滑稽で、ファッション業界とモデルの世界に疑問を抱かせます。
私たちは、主に16、17歳くらいの女の子たちが、素晴らしいキャリアを期待して写真家に自分を見せる場面に遭遇します。ある時は一人で、ある時はグループで、またある時は両親に連れられて。
移り変わる季節のさまざまな光の中で、しかし常にテラーのスタジオの入口で撮影されたポートレートは、どんな姿であれ、唯一無二のモデルのポートレートというひとつの肖像に溶け合っているようです。