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Counterfuture: RAIDED

【Artitst】Counterfuture
【出版社】DITTO 2024年 Limited edition of 1000 copies
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】260 pages with col. illus.
【サイズ】20.5 x 16 cm
【状態】A: New
『Raided』は、匿名アーティストCounterfutureによる取り組みを継続するものです。Counterfutureは国際的な法執行や調査の経験を持ち、芸術分野から生まれていない視覚素材を探求しています。

本書の素材は、ウクライナの法執行機関が制作し、公開された運用写真や映像です。これらは各機関のSNSアカウントに投稿され、誰でも見ることができる形で提供されています。
読者は、覆面をした権力者に同行し緊密に制御された領域に侵入していく経験をします。
彼らが扉を壊し、娼館やストリップクラブに突入し、容疑者を逮捕し、証拠を押収する様子は、写真の芸術性や被写体のプライバシーをほとんど考慮していません(本書では被写体の顔がぼかされています)。こうして、法の支配を強化する制度的な儀式が現実の中で繰り広げられます。

本書で提示される運用資料は、司法制度のための官僚的なサービスとして制作され、犯罪現場とされる活動や状況を記録した客観的な文書です。

『Raided』では、画像の時間的・空間的文脈を意図的に取り除くことで、国家と社会の関係、メディア、不確実性や脆弱性、恐怖を描く覗き見的表現について問いかけます。また、権力が被写体に情報を伝えるために使用する視覚言語と、その視覚的遺産を探求します。

以下の問いが投げかけられています:

運用ビジュアル素材から、人間関係について何が分かるのか?
これらの画像を見るとき、実際には何が見えているのか?
真実は意図した通りに捉えられているのか?
素材が伝える事実とは何か?
素材が証明しているのは何か?
その状況について私たちは何を学ぶのか?
これらの画像のどれほどが演出されたものなのか?
共感はどこに向かうのか?
権力は、このような公開によって目的を達成したのか?
この素材を再生産することは、法執行機関による侵害を強化しているのか?
視覚的素材は「証人」としてどのような役割を果たすのか?
それは、イメージと現実の関係に対する私たちの概念をどのように形成するのか?
見る行為と、イメージについて批判的に考える行為との関係は何なのか?

『Raided』は、画像、権力、社会の複雑な相互作用についての深い洞察を提供する作品です。

Counterfuture: RAIDED 店舗受取OK

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