【Artist】Ed Ruscha(エド・ルシェ)
【Edited by】Christopher Riopelle
【出版社】Londen. National Gallery 2018年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】48 pages with col. illus.
【サイズ】25 x 31 cm
【状態】A: Like New
Ed Ruscha(エド・ルシェ)は、60年以上のキャリアの中で、ガソリンスタンド、ハイウェイ、工業用ビルなど、現代アメリカの風景を独特のスタイルで表現してきました。
テキスト、荒々しいタイポグラフィー、商業用ロゴなどを取り入れた多義的なイメージは、容赦なくパッケージ化された現代世界の環境を描写すると同時に疑問を投げかけています。
このカタログでは、2005年のヴェネチア・ビエンナーレのために制作されたルシェの10枚の絵画によるインスタレーション「Course of Empire」と、1830年代に制作されたトーマス・コールの5枚の絵画による連作「The Course of Empire」を対比させることで、これらの異なる傑作に新たな視点を与えています。
コールの古典文明の盛衰を描いた壮大なビジョンとは異なり、ルシェの作品は、1992年に制作された5枚のモノクロのロサンゼルスの風景と、その10年後の同じ場所のカラー表現で構成されており、進化する都市の風景の見過ごされがちな変化が、経済力とグローバル化、あるいは衰退と停滞の象徴であることに注目しています。