flotsam books（フロットサムブックス）

ターナー賞受賞アーティストのJeremy Deller（ジェレミー・デラー）、写真家のDavid Sims（デイビッド・シムズ）、ファッション・ブランドのAriesが手を組み、2019年1月、ストーンヘンジを中心に英国各地の新石器時代の遺跡を撮影し、神秘主義、異教徒の象徴、英国人のアイデンティティの概念を探求した新しい没入的な展覧会「Wiltshire Before Christ 」が、ジェレミー・デラーの大規模なライトボックス、ネオン彫刻、壁画、新作映画として明らかにされました。

この本は、イギリスの新石器時代の遺跡へのガイド役を務めるショーの付属本で、学術的なスタイルで組まれており、Jane HowによってスタイリングされDavid Simsによって古代遺跡で撮影された50枚以上のイメージが掲載されています。

イギリスを拠点とするデザインユニット「OK-RM」と、アメリカ人フォトグラファー 、Daniel Shea（ダニエル・シェア）によるコラボレーションプロジェクトから派生した作品集「Ex Nihilo」です。 「Ex Nihilo」とはラテン語で「Out of Nothing（何もない）」を意味します。
ファッションブランド「1017-ALYX-9SM」から依頼を受けてスタートした本企画は、革新的な制作プロセスと多様性のあるアウトプットを徹底的に追求し、さまざまなモノが「何もない 」ところから現れているかのように見える謎を解き明かすフィクションとして制作されています。
シェアは「1017-ALYX-9SM」が作る服の原材料である天然素材が、どのようにして構造を生み出していくかを写真に納めたものを「OK-RM」が自身の出版社「InOtherWords」の刊行物として制作しています。

NYの写真家 Zora Sicher（ゾラ・ジッヒャー）の自費出版写真集「Progreso 110」です。

イギリス人フォトグラファー、ハナ・スターキー（Hannah Starkey）の作品集。
1990年代半ばから女性をテーマに据え、女性であるということの意味を巡る概念の形成に写真がどう関わってきたのかという問いを追い続けてきた。
まるで映画のワンシーンのようなイメージを写し出し、作者独自のミザンセーヌ（mise-en-scenes / ※註1）の世界観で広く知られている。都市の日常という背景を好んで用い、様々な世代の女性のポートレイトを作り上げる。芸術の世界では昔から「遊歩者（※註2）」という存在がクローズアップされてきたが、これを表すフランス語の「フラヌール（flâneur）」が男性名詞であることから、作者はその対になる概念として「フラヌーズ（flâneuse）」を提案している。

国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるアメリカ人フォトグラファー、アレック・ソス（Alec Soth）の作品集。
アメリカ人詩人であるウォーレス・スティーブンズ（Wallace Stevens）の短詩『THE GRAY ROOM』の一節をタイトルに冠した本作は、親密さを独創的なアプローチで美しく描き出しています。
世界中で撮られた大判カラー写真は、特定の場所や人々を捉えたものではありません。ウクライナの港湾都市オデッサで撮られた写真にせよ、作者の故郷アメリカ・ミネアポリスで切り取られた写真にせよ、本作に収められたイメージは私的な空間で起こる親密な出会いを根本的なテーマとしています。

スペインの写真家 Txema Salvans（チェマ・サルバンス）の写真集「THE WAITING GAME II」です。スペインの地中海の海岸線に沿って交差点やロータリー、ポリゴンの袋小路、路肩などで客を待つ売春婦を測量士としてカモフラージュして撮影した前作から、同じ地理的空間に置いて、池や川や沼、港で日常生活から逃れることだけを目的とした「釣り」をテーマに写し出します。

トルコの写真家 Yusuf Sevincli（ユスフ・セヴィンチュリ）の写真集「PUT」です。

トルコの写真家 Yusuf Sevincli（ユスフ・セヴィンチュリ）の写真集「Good Dog」です。

オランダとスイスを拠点に活動するアーティスト Batia Suter（バティア・スーター）の作品集「Surface Series」です。

アメリカの写真家Alec Soth（アレック・ソス）と娘Carmenの微笑ましいコラボレーション写真集「BRIGHTON PICTURE HUNT BY CARMEN AND ALEC SOTH」です。