flotsam books（フロットサムブックス）

イタリア生まれ、スウェーデンを拠点に活動する写真家 Joakim Kocjancicの写真集「PARADISE STOCKHOLM」です。スウェーデン人とのハーフである写真家の第二の故郷、ストックホルムのステレオタイプとされたイメージとはかなり異なる暗いムードをありのままに直感的にドキュメントした写真集です。

スウェーデンの写真家 Kent Klich（ケント・クリッヒ）の写真集「KILLING TIME」です。１０年以上掛けて撮り続けられた一連のイメージを通してケント・クリッヒはガザ地区の一定の包囲下の社会に生きる人々を写し出します。序文でパレスチナとイスラエル間の紛争に従事した哲学者ジュテス・バトラーは語ります。「傍観者として私たちは、失われた命の断片と向かい合っている。同時に爆破された断片、空に開かれた天井、何もなくなった居住地の全てにその兆候があります。何年もここに住んでいた人々は何を持って行ったのか。どのようにして何十年と住んだ場所を何代も続いた場所を爆撃によって失くしたのか。もし、私たちは誰かの日常生活の切迫したある種の予測出来ない破壊と暮らす事を意味する事を理解し始めた場合、おそらく私たちはガザに投与される恐怖を、空間的、時間的な様相を理解し始めている。

オランダの写真家 Ellein Kooi（エレン・クーイ）の写真集「Out of Sight」です。
写真家であり、「セット・デザイナー」であるエレン・クーイは夢や素晴らしい国から出てきたようなイメージを作り出すために理想的な風景を使用します。
彼の作品は、美とロマンス、現実とフィクション賞のバランスを永遠に追求する理想に向かっています。
ほのめかし、矛盾の出現、孤独、脆弱性、周囲との関係を語るキャラクターたち。独自の雰囲気、外観、サイズの謎めいた、魅惑的で自発的なディテールは、このアーティストの作品を新しい属性の作品にします。

ニューヨークを拠点に活躍する写真家 Sandy Kim（サンディ・キム）の写真集「INTO THE LIGHT」です。
Sandy Kimの３作目となる今作ではネオンサイン、街灯、日の出、さまざまな光に照らされた彼女の日常生活のミクロコスモスに、終わることのない夢の中ようなミステリアスでシュールな世界に私たちを誘います。

ベルギーの写真家Anton Kustersによる日本のヤクザを撮った写真集「ODO YAKUZA TOKYO」。強面の方々の迫力や刺青もぞっとする程恐ろしく、畏敬の念すら抱いてしまうが、Anton Kustersの視線と作品の美しさは任侠映画のような物語性を孕んでいる。

デトロイト現代美術館（Museum of Contemporary Art, Detroit）にて開催された川久保玲（Rei Kawakubo）の展覧会「Re FUSING FASHION : REI KAWAKUBO」図録です。