flotsam books（フロットサムブックス）

フィンランド、ヘルシンキスクール出身の写真家 Maarit Hofteri（マーリット・ホフテリ）の写真集「Between us」です。16年にわたり友人たちを撮り続けて来たシリーズをまとめています。彼女と友人の親密な友人グループに焦点を当てられ、繰り返されるポートレートや寝てるところや、リラックスした雰囲気などは、タイトルにある「私たちの間」とあるように、時代を超えた普遍的な友情みたいなもの、親密感やその欠如、孤独の経験とか、そういったものも含めて写してるみたいです。

ドイツの写真家 Matthias Hamann（マティアス・ハーマン）の写真集「you would」です。タイトルはアメリカの大都市を放浪中にニューヨークのゴミ箱で見つけたグラフィティからつけられています。「you would」はチャレンジまたは招待、もしくは誰かのカメラの光に方法を変更することが可能な誰かのための命令と読み取る事が出来ます。ハーマンは奇妙なシーンの演出されたポートレートを混ぜながら、ニューヨークとベルリンで怠け者としての感想を日記形式のアプローチで記録し、親密な瞬間とポーズを提示します。

オーストラリアの写真家 Sam Harris（サム・ハリス）の写真集「The Middle of Somewhere」です。消費者主義が飽和するデジタル世界。「The Middle of Somewhere」は、世界の遠い片隅（オーストラリアの南西）のそれらの影響を受けていない幼年期の声を届けます。時折見られる、思いやりと素直さ、不思議な体験をする自由を感じる場所で、サム・ハリスは彼の娘たちに焦点を当てます。木と影、太陽に照らされた顔、過ぎ行く季節は、彼の刺激的な撮影により感動を生活にもたらします。

ラットレース（働いても働いても豊かにならない暮らし）、競争社会を去る事を決めた時から、この写真家の家族の１２年間を記録します。それはオーストラリアの路上での生活や次女を生んだインドでの数年間も含まれています。

同時にそれは、愛の意味について、姉妹について、成長について、姉妹について、家族について、風景について、自然のリズムについて表現します。

デンマーク人ヴィジュアルアーティスト、Nicolai Howalt（ニコライ・ホワルト）が、デンマーク人として初めてノーベル賞受賞者となった科学者のニールス・フィンセンによって考案された光線治療法を探求し、目に見えない光をフルカラーで視覚化した作品をまとめた一冊。

中国の写真家 任航（レン・ハン/REN HANG)の写真集「NEW LOVE」です。2015年2月New Yorkを訪れた際にマンハッタンの公園やカフェ、路上やアパートメントで友人達を撮ったヌードを中心とした写真集です。

アゼルバイジャンの写真家 Ilkin Huseynov（イルキン・フュセイノフ）の写真集「M?hit (Second Edition)」です。1991年、ギャンジャに戻った私が最初に一見して撮った世界。ソ連の崩壊は、ありとあらゆる方法で人々の生活に影響を与えました。地元産業が実質的に消失した人々は、希望を求め海外に逃れたが、その未来は過酷です。このような状況によって出来た空白は文化的退廃のための播種の完璧な土壌を生成しました。<br>
同年のナゴルノ・カラバフ戦争がピークを迎え、30000人以上の命を奪い、再び領土は変更されました。戦争の余波は、地域や人々の表面や深層に今でもはっきりと見えます。２、３歳の頃、私は最前線の父を訪問したのを憶えています。移動中の無限とも思える退屈な時間は、単に耐え難かった。私は、とっぴな想像を作り上げることで、時間を潰す事を憶えました。<br>
これらの旅は、私の職業や生活の選択の源になっています。海外生活の数年後、私は、子供の頃を振り返るために、アゼルバイジャンに戻る事にしました。このような旅は誰もが目眩を感じます。時には、期待が満たされないかわりに、ほろ苦い現実を味わいます。私の母国地域への訪問は、なれなれしさと疎外感の両方をもたらしました。私の国を見ながら、疎遠になった眼で、ギャンジャの通りを歩きながら、それらは私が信頼する事が出来る唯一のものであるとわかったので、私自身の思い出を追い求めるために歩いています。

イスラエルのテルアビブとニューヨークを拠点にする写真家 Dafy Hagai（ダフィ・ハガイ）の写真集「Israeli Girls」です。アメリカっぽい夢のようなフィルタを通して、イスラエルの少女たちの時代の到来を表現しようとします。

アメリカの写真家 Todd Hido（トッド・ハイド）の写真集「Between the Two」です。「Between the Two」は明らかに良かった日々のあった打ち捨てられた住宅とモーテル内の名も無きモデル達のポートレートを編み込みます。

Heather Hueyの組紐と繭を思わすデザインとヌードを組み合わせた作品を写真家 Billy kiddが撮影したコラボレーション写真集「Heather Huey was shot by Billy Kidd」です。アーティストやモデルの間の共謀の叙情的感覚に満たされた写真の探求です。抽象的な黒と白のイメージはヘザーヒューイ自身の未来的な身体の枠組み、組紐と繭のデザインで運動、ぼやけや裸の形状を曖昧にします。結果として身体が遠回しにファッションとアートがこれまで以上に共生し、現代の独特なステートメントを維持しながら、マン・レイやリー・ミラーの精神を想起させます。

中国の写真家 Ren Hang（任航/レン・ハン）の写真集「野生"Wild"」です。過激なヌード／ありのままの姿を中心に繊細な美意識で構成した写真集。本は綴じられておらず、ポスターブックサイズの大きさになっています。限定600部。