flotsam books（フロットサムブックス）

フランスの写真家 Theo Gosselin（テオ・ゴセリン）の写真集「SANS LIMITES
」です。アメリカ、スペイン、スコットランド、フランスなどで撮られたロードトリップをまとめています。

ロンドンを拠点とするイギリス人アーティストMelinda Gibson（メリンダ・ギブソン）の作品集。ロンドン南方にある作者のスタジオが火事に遭い、しばらくその様子をただ眺めるしかなかった状況下で、作者は直感的かつ本能的に大判カメラのネガを壁に貼り付け露光を試みる。焼け残った物は、抽象的でありながらもそこで何か起こったかをありありと喚起する心を惹きつける物体になり、作者は消火後に隅々まで何が残ったかを探索・分析し、写真を撮り、露光したネガから生まれた作品と共に１つの作品集としてまとめあげた。表紙には火事が起こった日付が刻まれ、作家自らの手によって1冊ずつ「燻製」し、袋に入れてにおいを閉じ込めるなど、徹底的に彼女の経験がページをめくるごとに追体験できる一冊に仕上げられている。

アメリカのアーティスト Eric Gottesman（エリック・ゴッテスマン）の写真集「Sudden Flowers」です。

「私たちは、私たちの夢、私たちの過去、私たちの未来に基づいて写真を作る。」
-- Sudden Flowers

アメリカの写真家 Bruce Gilden（ブルース・ギルデン）の写真集「A Complete Examination of Middlesex」です。

プロスケーター、現代アーティスト、詩人でもあるマーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)の20年に渡り作り続けてきた「ZINE」をまとめた作品集「NON STOP POETORY」です。

ベルギーのアーティスト／写真家 Geert Goiris（ヘールト・コワリス）の写真集「Lying Awake」です。Goirisの作品は風景や静物の間で目立たない位置に広がっています。祟りや夢、時にはエイリアンのイメージ、それらは人間と自然の間の基本的な緊張の崇高な境界をしめします。建築と自然景観にさまざまなオブジェクトや肖像画などから構成されるシーン、画像は静止した時間と暗黙の物語の両方を絶妙なタイミングで示しています。とにかく美しく不穏で興味深い写真集。

Emmet Gowin（エメット・ゴーウィン）の写真集です。

アメリカ・MoMA（ニューヨーク近代美術館）やイギリス・THE SAATCHI GALLERY（サーチ・ギャラリー）での展示など、アメリカのみならずヨーロッパでも活躍するアメリカ人アーティスト、Daniel Gordon（ダニエル・ゴードン）の作品集。人間の身体の一部や日用品、食品などの写真やペイントをコラージュした作品を収録。独自の感性が鮮明なカラーと構図に表現され、写真とアートの中間のようなこれら作品のほとんどが、ダニエルの自宅に構えるスタジオで制作されている。「MoMA」のアソシエイト・キュレーター、Eva Respiniによるエッセイ付き。

写真家・牛腸茂雄（Shigeo Gocho）歿後30年を悼んで、無念にも彼の遺作となった写真集『見慣れた街の中で』を増補・新装復刻版です。
ポジフィルムに可能なかぎり近い色味を再現し、初版本（作品47点収録）にはなかった27点の作品を新たにスキャニングして所収した完全版とも言える作品集です。

イギリスの写真家 Stephen Gill（スティーヴン・ギル）の写真集「Up Coming for Air」です。
マーティン・パーに「イギリス・ドキュメンタリー界の新星」と言わしめたスティーブン・ギル（1971年生まれ）は、都市の風景を空気のような具体性と軽やかなタッチで記録しています。
本書『Coming Up for Air』は、2008年と2009年に日本で撮影された作品を集めたものです。
前作『Hackney Flowers』とは異なり、これらの写真は地域の情報を最小限に抑え、ギルが「目を細めて見た架空の水の世界.... 消えた混沌」と呼ぶものを実現しています。