flotsam books（フロットサムブックス）

アメリカのアーティスト Peter Youngの作品集「Paintings 1963-1980」です。
本書は、P.S.1でのピーター・ヤング回顧展に合わせて出版されたもので、展覧会の公式カタログとなっています。この本には75枚の図版が収録されており、ヤングのキャリアの最初の20年の間にニューヨークと現在住んでいるアリゾナ州ビスビーで制作された作品が紹介されています。

フランスの写真家Jean–Francois Lepage（ジーン＝フランソワ・ルパージュ）の型破りなファッション写真へのアプローチや、魅力的なドローイング、分解されたイメージを紹介する作品集です。
逆説的に魅力的で不穏な写真は、物理的に切り取り、ドローイングし、表面に働きかけて元のイメージを複雑に進化させ、強く解体するプロセスの証拠を示しています。
ファッションフォトグラファーとしてだけでなく、ビジュアルアーティストとしても活動している彼は、その2つの世界を創造的に融合させ、これまでに発表されたことのない美しいイメージのシリーズを制作しています。

色彩をまとったこれらの写真は、夢のようでありながらも不穏であり、疎外的であり瞑想的でもあり、ファッション写真を文脈から解き放ち、完全にオリジナルなものにしようとする彼の探求から一歩も退くことのない高名なアーティストの作品であることを示しています。

1960年代、70年代、80年代のアートの中で、あまり知られていないのが、展覧会の記録を目的として印刷された素材です。
カードであれ紙であれ、その素材を選ぶ基準は、制作に至るまでの創造的なプロセスにアーティスト自身が参加していることを重視しています。
本書は、豊富なアーカイブ資料を通じて、フルクサス、ミニマリズム、コンセプチュアリズム、ランド・アート、ポップ・アートなど、幅広い芸術的文脈を網羅し、これらの動きがそれぞれの場所でどのような歴史的・政治的意義を持っていたのかを探り、スペインや南米の芸術に対する新たな批判的注目を集めています。

記憶と忘却の間の遊びを見つめる「Mike Kelley: Fortress of Solitude」では、作家のキャリアの中で重要な作品が一堂に会します。
拾い集めたぬいぐるみを、長い間失われたトラウマの記憶を感情的な形象化したものとして使ったり、スーパーマンの心理的な実存的ホームレス化を連想させる「Kandor」シリーズを制作したりと、マイク・ケリーは戦後のアメリカ文化の暗黒の底辺を探っています。
本書は、ギリシャのアテネにあるキクラデス美術館で開催された展覧会にあわせて刊行されました。

「Violence Grows」は、1980年代の4人の象徴的な女性アイコンに焦点を当てた、強引で幅広い考察です。
3人のパンク・アーティストと1人の分裂的な政治家に焦点を当てた4つの段階の旅。
4人とも、アイデンティティ、セクシュアリティ、機能不全に陥った社会における女性の役割について、時代遅れの考えを再構築しました。
この4人の女性たちは、自分たちが生きてきた世界を覆すことを目指していました。

「Violence Grows」の対決的な内容は、家父長的なエリート主義のシステムと、それを文化がどのように覆すことができるのかを検証しています。モット・コレクションのアーカイブからの資料を紹介します。
この力を奮い立たせるようなエフェメラのコレクションは、私たちが今生きている時代を照らしながら、過去の政治的、社会的な問題を浮き彫りにしています。

Grey Organisationは、1983年から1991年にかけてロンドンで設立されたアーティスト集団です。
ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京で絵画、彫刻、映画、ビデオなどの作品を発表。悪名高い「アート・テロリスト・アクション」を行い、ロンドン中心部のコーク・ストリートにあるギャラリーを灰色の絵の具のバケツで破壊し、ギャラリーが新人アーティストを支援していないことに抗議しました。

2000年に開催されたPrinted Matterでの展覧会にあわせて刊行された「Sonic Matters, Sonic Kollaborations」です。

アメリカのアーティスト Mark Gonzales（マーク・ゴンザレス）の作品集「High Tech Poetry」です。

ニューヨークだけでなく、ロンドン、パリ、東京等、世界的に活躍するアーティスト、KAWSの初作品集。

世界のトップブランドの成り立ちや名作の数々をブランド別に豊富なビジュアルで紹介するシリーズ「MEMOIRE DE LA MODE」の一冊。 Rene Gruau（ルネ・グリュオー）の作品集。