flotsam books（フロットサムブックス）

「抽象」と「具象」の表現のはざまを油彩から写真、デジタルプリント、ガラスなど多様な素材を自在に操りながら、人がものを見て認識する「イメージ成立の原理」を、社会、歴史、個人、芸術等の複雑さのなかで探求を続けるリヒター。

本書は、変化を続けるリヒターの表現を「キーワード」を軸とした多角的論考、豊富なドキュメント写真、海外論文、インタビュー等により、その深遠なる思索を読み解くことを試みた斬新な構成です。掲載図版は、リヒターの到達点といえるホロコーストを主題とした日本初公開の《ビルケナウ》(2014)はじめ、リヒター愛蔵の作品群を中心に、初期作品から最新ドローイングまで約140点を収録。

日本の写真家 Osamu Kanemura（金村修）の作品集「VANISH POINT DEATH」です。

本書は、Lena Amuat & Zoe Meyerの作品「Artefakte und Modelle」から200点をセレクトして構成されています。
Lena Amuat & Zoe Meyer (*1977/1975)は、チューリッヒとベルリンに在住し活動しています。
2009年より、ヨーロッパの様々なコレクションにある科学模型を撮影しています。

本書は2020年3月から2021年にかけて、ワシントン州シアトルのアーティスト Enno Tianenと ニューヨークのアーティスト John Tsombikos がメールのやり取りを通して制作した紙の共同作品群です。

この最初のモノグラフは、Eva Jaspin（エヴァ・ジョスパン）の主要な作品を集めたものです。
ドローイングから刺繍、彫刻から巨大な段ボール製のインスタレーションや没入型建築まで、その作品は、主権的な自然をたたえる有機的な宇宙の豊かさと特異性を構成する、さまざまな形式と支持体を証言しています。
森の想像力、植物世界の神秘、洞窟の暗く秘密の世界は、古代神話に触発された彼女の作品のすべてに浸透しています。

本書は、アーティストのスタジオへの訪問から始まり、細部にわたって異なる素材間の対話を生み出し、徐々にアーティストのレパートリーを明らかにしていく作品の数々が掲載されています。
読者は、彼女の作品の視覚的な探求と色彩への段階的な旅に誘われ、それは刺繍の最新作で爆発的に広がっています。最後に、2021年にジヴェルニーの印象派美術館の庭のために制作されたブロンズと真鍮の彫刻2点が紹介されています。

1967年から1972年にかけての短い黄金時代に、性革命とドラッグの探求が衝突し、「psychedelic sex」が誕生しました。
雑誌のタイトルは、ノンケの読者に、心を揺さぶるグラフィックと自然体のヒッピー美女が満載の、最も本格的なフラワーパワーセックスの旅を提供すると確信させるために競われました。
サイケデリックセックスの最盛期には、ポスター、タブロイド誌、コミック、新聞販売誌などがありましたが、なかでもヒッピー文化とアメリカのポルノ産業の中心地であるカリフォルニアの光沢ある雑誌は、最も奇抜な例でした。

Cac Malaga での回顧展で、Rachel Whiteread（レイチェル・ホワイトリード）は全く新しい作品、人形の家の大規模なインスタレーションを発表しました。
この作品は、25点の彫刻作品、12点の写真シリーズ、2点のシルクスクリーンシリーズを含む約40点の作品とともに紹介されています。
このカタログは、全ページにわたって作品とその詳細をカラーで掲載し、エッセイとデイヴィッド・バチェラーとの興味深い対談も収録しています。

時代を代表するスケーターにしてアーティスト、Mark Gonzales（マーク・ゴンザレス）の初作品集。
メロウで優しくポップな作品集です。
スケートボードでもっとも大切なことは、”スケートを楽しむ事”それ以外にない。（マーク・ゴンザレス）

ロサンゼルスを拠点とするミュージシャンであり、写真、彫刻、パフォーマンスで活躍するアーティスト Brendan Fowler（ブレンダン・ファウラー）の作品集です。
2008年春、Barr（ブレンダン・ファウラー）は予定していた夏のツアーをキャンセルし、オブジェの制作を開始しました。
本書は、カメラとコピー機を使った1年間のオブジェ制作のカタログです。

アメリカのアーティスト Christopher Wool（クリストファー・ウール）のLAの The Museum of Contemporary Art 他で開催された展覧会に合わせて刊行された作品集。