flotsam books（フロットサムブックス）

ノルウェーの写真家 Morten Andersen（モーテン・アンダーセン）の写真集「FAST CITIES」です。

ノルウェーの写真家 Ivar Kvaal（イーヴァル・クヴァール）の写真集「Hessdalen」です。<br>
これは謎の物語です。
何十年もの間、ノルウェーのヘッセルダレン渓谷に住む人々は、UFOを見つめることに夢中になっています。写真家Ivar Kvaalと作家Ola Vikasはその理由を調べるために谷を訪れました。

ベルギーの写真家 Ives Maes（アイヴィス・マース）の写真集「SUNVILLE」です。
アイヴィス・マースは、ゾンホーフェンのフラマン派の村 "Sunville"で育ちました。 弟の自殺の後、マースは実家に戻ってカメラと期限の切れたフィルムを持って田舎を彷徨いました。 これらの散歩の中で撮った写真の色の変化は、不確定な時間を示唆しています。
彼は家族アルバムのスナップショットと村の歴史的なアーカイブにあるイメージを組み合わせ、6つの連続した季節に子供の頃の家を写真撮影し続け、部分的な日食が象徴的な終わりになるまで続けました。 SUNVILLEはマーズの思い出への個人的な探求であり、メディアの周辺を探検します。

マグナム・フォト候補生のインドの写真家 Sohrab Hura（ソラブ・フラ）の写真集「Look It's Getting Sunny Outside!!!」です。

スイスの写真家 Nicolas Savary（ニコラス・サヴァリ）の写真集「CONQUISTADOR」です。
本書は、1889年にアルゼンチンに移住し、パラグアイで亡くなったスイスの探検家、Louis de Boccard（1866-1956）のアーカイブに触発された写真プロジェクトです。
アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルでの旅行の過程で、彼は 「歴史博物館のコレクション」と名付けられた偉大な歴史的人類学的価値のある膨大な写真とはがきを集めました。写真家は、それらのコレクションに現代的な焦点を当てています。

ロシアの写真家 Julia Borissova（ユリヤ・ボリソヴァ）の写真集「white blonde」です。
南極大陸は特定の物語と記憶を持つ特別な場所であり、探検家たちはそれを「white blonde」と呼んでいます。 シリーズを通して、写真家は南極の馴染みのない環境の感情を伝え、地理的現実が夢の空間に与えるイメージを作り出すことを目指しています。南極の探検隊のアーカイブ写真と写真家自身が撮影した自画像を「氷山」に変えました。
時間の認識の感覚を表現し、忘却の恐れ、活動の終了、滑らかで、硬く、冷たい氷の表面との衝突によるエントロピーを示す景色の一部になろうとします。

中国の写真家 Ren Hang（任航）の写真集「REN HANG」です。

ギリシャ出身の写真家 Petros Efstathiadis（ペトロス・エフスタディアディス）の写真集「LIPARO」です。
生まれ故郷であるギリシャの小さなマケドニアの村、写真家は、この小世界のプリズムを通じて、広大な変容を遂げる国を撮影しようします。そこには、「古代のアーケードの気配はなく、石灰岩を敷き詰めた白い単一なシルエットの家はなく」代わりにプラスチック製の防水シートの前で撮られた肖像画、建築物、顔を隠された神秘的な衣装に包まれた人物たちがあります。

大恐慌時にウォーカー・エヴァンスが撮影した写真に触発され、真の同時性を認識したエフスタティアディスは、故郷のトラウマを伝えることを目指しています。

彼は「特定の種類の物や特定の場所をある程度詳細に撮影しないこと」「マテリアルを残すこと」「本能に依存すること」という独創的なプロセスを支配するルールを決めました。したがって、写真家は、廃品の山を対象とし、村人の裏庭で見つけ出された異種のオブジェクトを再構築します。危機に瀕した国の小さな村で、物語を聞いたり、生きている物を指し示し、架空の象徴的な世界への道を開きます。

戦後ポーランドのアートシーンに最も影響を与えたアーティストのひとりZbigniew Dlubak（ズビグニェフ・ドゥウバク）のFondation Henri Cartier-Bressonにて開催された展覧会にあわせて刊行された作品集「DLUBAK, UN HÉRITIER DES AVANT-GARDES」です。
シュルレアリスムにインスパイアされたDlubakは、1948年から伝統的な写真のコードに挑戦しました。イメージとテキストを通して絵画と写真、抽象化と形象化の間を行き来する6つのテーマセクションで示されています。 カメラは彼が現実主義の中核に浸透し、目に見えない日常生活の超自然を明らかにすることを可能にします。

ベルギーの写真家、マグナムフォトの正会員である Harry Gruyaert（ハリー・グリエール）の写真集「ROOTS」です。2012年に出版され直ぐに絶版になった同タイトルに20以上の新しい写真を加えた改訂版です。
本書は、私たちを1970年代と1980年代のベルギーに誘います。 最初の白黒写真からカラーの啓示まで、ベルギーの写真家のほとんど表現主義的な宇宙を探求しています。