flotsam books（フロットサムブックス）

ブルックリンに生まれカリフォルニアで育ったアメリカ人フォトグラファー、ラリー・サルタン（Larry Sultan）の作品集。1992年に初版が発表された同作の復刻版。
1992年に出版された初版が賞賛を浴びた「Pictures From Home」は、作者から両親への贈り物である。作者は1980年代を通じて定期的に南カリフォルニアの実家に戻り、その中で撮影した写真作品に、家族ビデオからのスチル写真、会話の切れ端、作家自身によるテキスト、思い出の品々や出来事を組み合わせることで十年の歳月を記録。ドキュメンタリーとステージド・フォトグラフィー（演出された写真）の境界線が徐々にぼやけていくような物語のコラージュを創り上げた。撮影者と被写体との間には一定の距離感があるものだが、それもこの作品を特別なものにしている対話や感情のやりとりの中で消えていく。

アメリカの写真家 Curran Hatleberg（カラン・ハトレベル）の写真集「LOST COAST」です。
LOST COASTで写真家はカリフォルニアにある街 Eureka についての挿話から成る物語を提示します。町と人々の親密なポートレイトは短編小説のコレクションのようで、写真は、壮大なものから繊細なものまで、息を呑むような自然の景観と、工業的な衰退の恐ろしい現実との間の極端な間を示します。
生き生きとした肖像画には、居心地の良い瞬間があり、人々の人生についてのそれぞれの小さな物語があります。それはドキュメントや夢かもしれませんが、見落とされたアメリカ人の生活の奇妙な美しさを写し出します。

Mark Borthwick（マーク･ボスウィック）の写真集「The Hartland :　ザ ハートランド」です。

　本書は、IZU PHOTO MUSEUMに滞在して制作されたカラー作品シリーズ「The May Sun」（2015年）とモノクロ作品「The Politics of Flowers」（2004年）を中心に、88点の図版を収録しています。
「五月の陽射し」を意味する「The May Sun」というタイトルはアメリカの詩人ウォレス・スティーヴンス（1879－1955 年）の詩に由来しています。スティーヴンスの詩の中で、闇に包まれた世界に暖かい陽射しが射し込むことが、人の悲しみの記憶に光が射し、新たな輝きをもたらすことの比喩として表現されています。ワイフェンバックは、風や光の動きにともない常に変化し続ける自然風景のなかに、スティーヴンスの詩と通じるような光景を見出します。

アメリカの写真家 Todd Hido（トッド・ハイド）の写真集「KHRYSTYNA'S WORLD」です。

アメリカの写真家 Lee Friedlander（リー・フリードランダー）の写真集「Letters from the People」です。限定250部、サイン、ナンバー入エディション。

アメリカの写真家/映画監督 Larry Clark（ラリー・クラーク）の写真集「Forgotten Photographs」です。

アメリカの写真家 John Gossage（ジョン・ゴセージ）の写真集「The Things That Animals Care About, And」です。

アメリカの写真家 Bruce Davidson（ブルース・デヴィッドソン）の40年の集大成的な写真集５冊セット「BLACK & WHITE」です。Circus, Brooklyn Gang, Time of Change, East 100th Street, Central Park の５タイトルが収録されています。

アメリカの写真家 Terry Richardson（テリー・リチャードソン）の写真集「Terry Richardson: Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion」です。
この初のフルキャリアのモノグラフは、20年間の象徴的なファッションとセレブのエディトリアル写真を特集し、リチャードソンが現代のスタイル、文化、写真に与えた多大な影響と影響を明らかにします。 
このコンピレーションは、リチャードソンの作品がファッション、写真、ポップカルチャーに与えた影響を興味深く考察したものであり、彼のエッジの効いた挑発的なスタイルを、写真家自身と同様に珍しく、忘れがたい一冊の本の中に収めています。