flotsam books（フロットサムブックス）

アメリカの写真家 Robert Mapplethorpe（ロバート・メイプルソープ）の花の写真をまとめた写真集「THE COMPLETE FROWERS」です。

スコットランド生まれ、New Yorkを拠点に活動する写真家 Graham Macindoe（グラハム・マッキンドー）の写真集「ALL IN. BUYING INTO THE DRUG TRADE. 」です。麻薬中毒である写真家自身がコレクションしたヘロインの入っていた袋を撮ったシリーズをまとめています。Twilight、Crooklyn や New Jack Cityなど大衆文化を参照したグラシン紙の袋にグラハムは興味を惹かれます。ディーラーによると、それらはブランディングやリスク回避の為に、もしくはファーストクラスなどと錯覚を与えるために、ネーミングされたロゴを使っているらしい。
ルー・リードはヘロイン中毒を描写する為の歌「Perfect Day」を書いた。それはすべての中毒者が追跡するものだ。しかし、そのドラッグの売買は、すべての製品のように、常に約束しているものに私たちを導かない。このヘロインの袋は、欲望の力と、私たちが何らかの方法で私たちの生活を変えられると思ってる約束、言うなら、私たちの弱さの両方を思い出させます。

2009年に惜しむべくも夭折したNew Yorkのアーティスト Dash Snow（ダッシュ・スノウ）の2001年から2009年までの写真作品、コラージュなどをまとめたZINE。2nd edition。

ロサンゼルスを拠点とするアメリカ人アーティスト、Alex Prager（アレックス・プレガー）の作品集。ビーチや空港、パーティー会場など多くの人が集まるシチュエーションの中で、ひとりひとりのモデルのキャンスティングからスタイリング、ヘアメイクに至るまで細かく作家自身がディレクションした “演出写真” で構成されている。群衆の中で際立つ「個人」の存在、同時にその「個人」が交わること無くその群衆を成しているところに見える「孤独感」など、フィクションとノンフィクションの狭間の領域で見る人に様々な感情を引き起こさせる。「CORCORAN GALLERY」(ワシントンD.C.) での個展に併せての発行。

Emmet Gowin（エメット・ゴーウィン）の写真集です。

ニューヨークの出版社 KARMA から出版されたオムニバス作品集「The Investment」です。参加アーティストDan Colen（ダン・コレン）, Harmony Korine（ハーモニー・コリン）,Leo Fitzpatrick,Richard Prince（リチャード・プリンス）,Dash Snow（ダッシュ・スノウ）などなど。出版社の説明はこれだけ。「51% MOTHERFUCKER, 49% SON OF A BITCH」。わははは。これ以上の説明は野暮かもね。

イタリアのフォトグラファー Mario Sorrenti（マリオ・ソレンティ）の2004年にニューヨークのギャラリーで行われた壁を使ったインスタレーションを元に本の形に落とし込み再構成した写真集「 DRAW BLOOD FOR PROOF 」です。

ニューヨークを拠点に活躍する写真家 Sandy Kim（サンディ・キム）の写真集「INTO THE LIGHT」です。
Sandy Kimの３作目となる今作ではネオンサイン、街灯、日の出、さまざまな光に照らされた彼女の日常生活のミクロコスモスに、終わることのない夢の中ようなミステリアスでシュールな世界に私たちを誘います。

アメリカのアーティスト Taryn Simon（タリン・サイモン）の作品集「A LIVING MAN DECLARED DEAD AND OTHER CHAPTERS I-XVIII」です。
『A LIVING MAN DECLARED DEAD AND OTHER CHAPTERS I-XVIII』（死を宣告された生​​ける男とその他の章 I-XVIII）は、サイモンが世界中を旅して血統とそれに関連する物語を調査し、記録した4年間 (2008-2011) にわたって制作されました。
作品を構成する 18の「章」のそれぞれで、領土、権力、状況、宗教などの外的要因が、心理的および肉体的継承という内的要因と衝突します。
彼女の主題は、ブラジルの反目しあう家族、ボスニアの大量虐殺の犠牲者、航空機をハイジャックした最初の女性、インドの生ける屍などです。彼女のコレクションは、偶然、血統、その他の運命の要素の関係を描き出す、一貫性と独断性を兼ね備えています。

17歳の時、Mike Brodie（マイク・ブロディ）は、アラバマ州モービルに住む友人を訪ねようと、フロリダ州ペンサコーラの自宅近くで初めて列車に乗った。
しかし、その列車は彼を反対方向のフロリダ州ジャクソンビルまで連れて行った。数日後、彼は同じ列車に乗って家に帰り、元の場所に戻ってきた。
しかし、この列車がきっかけで、彼はアメリカ中を歩き、ヒッチハイクをし、列車を乗り継ぎ、自由気ままに歩き回るようになった。旅が始まって間もなく、彼は車のシートの後ろに詰め込まれたカメラを見つけ、写真を撮り始めた。ブロディは何年もかけてアメリカを横断し、その体験を記録しました。今では、個人的な旅行写真の最も印象的なアーカイブの一つとして高く評価されています。