flotsam books（フロットサムブックス）

2017年Metropolitan Museum of Artにて開催された「Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between」展に併せて刊行されたカタログです。

1999年、先駆的なファッションエディターでありスタイリストでもある Babeth Djian （バベス・ディジャン）は、ファッション、現代アート、音楽、デザインを大胆に融合させた紛れもない美学を持つ、今では有名なパリの雑誌『Numero』を創刊しました。
Guido Mocafico（グイド・モカフィコ）は創刊以来、Numeroのために挑発的なスチルライフを撮影してきましたが、この全6巻にはこれまでの全作品が収録されています。

過去25年の間に、SUPREMEはニューヨークのダウンタウンのスケートショップから象徴的な世界的ブランドへと変貌を遂げました。本書「Supreme」は、20年以上にわたるSupremeならではのクリエイション、ストーリー、慣例にとらわれない姿勢を振り返ったものです。

捉えどころのない概念ではあるが、「CAMP」はほとんどの芸術表現の形で見ることができ、意図的に様式化された美学を通して自分自身を明らかにしています。
ファッションは、キャンプの美学の最もあからさまで永続的な媒介者の一つです。
ハイ・アートとポピュラー・カルチャーの間の遊び心のある力学のための場として、ファッションは、皮肉、ユーモア、パロディ、パスティッシュ、アーティフィケーション、演劇性、誇張など、CAMPの行為のようなモードを受け入れ、表現しています。

スーザン・ソンタグの画期的なエッセイ「Notes on Camp」を引用しながら、本書では、ファッション・デザイナーがいかにして魅力的でユーモラスで、時には矛盾した方法でCAMPの美学に取り組むための手段としてメティエを使ってきたかを探っています。
CAMPの感性のサルトリアルな表れとして、この示唆に富む出版物は、テキストとイメージを通して、キャンプの規範に新たな理論的、概念的な洞察を提供しています。

アントワープのファッションデザイナーWalter Van Beirendonck（ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク）の作品集「Dream The World Awake」です。

ファッションデザイナーのNickolay Teryuhinは、ロシア北部の辺境の地の出身です。
子供の頃、彼はこの地域の歴史と人々に大きな興味を持ち、アンティークの箪笥の中から本物の民族衣装を発見しました。
このことが、ロシアの伝統的なスタイルのドレスへの情熱に火をつけ、そのカット、色、テキスタイルは、本編で紹介されている現代のファッションコレクションに統合されました。
パッチワークや民族衣装のデニムから、カルゴポリや土着のインスピレーションを受けたパターンまで、Teryuhinの衣服には幅広い伝統衣装が反映されており、ロシアのクチュールの物語を国際的なファッションの世界に持ち込むことに誇りを持っています。

本書は、共同作業で描いた巨大なキャンパス画を中心とする展示作品と、展覧会開催までの制作風景やミーティングなどの様子を撮影した写真で構成され、ひとつのプロジェクトが出来上がるまでを収録したドキュメンタリー作品集です。

1981年春夏から2000年秋冬コレクションまで、約1400点、65メゾンの写真を収録した決定版写真集。

BUNKAMURAザ・ミュージアムで開催された「パリ・モードの舞台裏」展の図録です。帽子職人、手袋職人、宝飾細工職人、羽根細工職人、刺繍職人、プリーツ職人等々モードの舞台を支える様々な人にスポットを当てた一冊。刺繍工房（メゾン・ルサージュ）、飾り紐・ニット工房（ウリカ・リジュダール）、羽根細工工房（メゾン・ルマリエ）、造花細工工房（ブリュノー・レジュロン）、帽子工房（メゾン・ミシェル）など全15工房を紹介

ここに集められたパッチは、数え切れないほどのデザイナー、彫り師、画家、イラストレーターにインスピレーションを与え、現代のビジュアルアートのレキシコンの柱として急速に証明されています。