flotsam books（フロットサムブックス）

ダイヤモンドをちりばめたグリル、特大の「truck」スタイルのチェーン、ロレックスやパテックフィリップのバストダウン時計、ティファニーのネックレスなど、ジュエリーはヒップホップカルチャーの礎となっています。
きらびやかで、まばゆいばかりのジュエリーは、無表情で、カリスマ的で、ストリートに精通した集団のアイデンティティを示す輝かしいステートメントです。

本書は、1980年代から今日までのヒップホップジュエリーの歴史を紹介するもので、「Ice Cold: ヒップホップ・ジュエリーの歴史」は、1980年代から今日に至るまで、ストーリーテリングとビジュアルで構成されています。ヒップホップ界を代表するアーティストの写真を多数掲載し、"ice"がいかにアイデンティティと自己表現の象徴となったかを紹介しています。

日本屈指の Skate Video コレクターでもある宇佐見浩介監修のもと、世界でも前例の無いと思われる Skate 映像を収録してある VHS、DVD それにまつわる音源やアイテムをヴァイリンガルテキストと共に写真で紹介する本「VIDEOS」の第二版。
20年以上にわたり集めてきた1000本をこえるスケートビデオの中から厳選した157本のビデオ。雑誌にはない音楽との融合、動画編集、構成、スケートボードの"現場音"などが込められたビデオを厳選に厳選を重ねた編集と言葉によって本という形で紹介しています。それはスケーターやスケート好き、スケートビデオファンに限らず、何かを集めている全てのコレクターへのリスペクトでありエールでもあるように思います。

Tokyoのストリートブランド Have a Good Timeの2022年 FALL&WINTER collectionを写真家の岡部桃（Momo Okabe）が撮り下ろしたルックブック。
新宿はまだ少し怪しい雰囲気が残っていて、被写体はまるで幻のようにぼんやりと街に溶け込んでいる。息苦しいほどの狭い街中とは対照的に最後の月の風景が彼らを優しく包み込んでいるようだ。

「5374 Vintage Showroom」は、Douglas GunnとRoy LuckettによってキュレーションされたORTAのヴィンテージアーカイブプロジェクトの名称です。

この本のために、彼らはイスタンブールのオルタ本社に保管されているアーカイブの中から49点の主要な作品を選びました。ヴィンテージデニムは、オルタにとって常に重要な位置を占めています。

デザインのインスピレーション、生地の開発、ウォッシュのコンセプトのために、何年もかけて旅をしてヴィンテージサンプルを買い集めた結果、ユニークなヴィンテージコレクションが残されています。

ベルギーのヘアスタイリスト Pascal van Loenhout（パスカル・ファン・ロエンハウト）の2冊目のモノグラフィー「UN/CUT」では、彼の「ヘアードレスではない」カットが紹介されています。
本書には伝統的な序文がなく、彼の人生の物語がノーカットで掲載されています。成功に伴う悪魔や、途中で乗り越えなければならなかった創作の危機を含む、彼のこれまでの道のりの証言。
このオープンで正直なアプローチは、この本を読むすべての人にさらに深い衝撃を与えます。

アントワープの型破りなヘアスタイリストの仕事は、Charlie De Keersmaecker （チャーリー・デ・キースマッカー）が撮影し、Paul Bourdens（ポール・ボーデンス）がデザインしたものです。
モノクロの画像を背景に鮮やかな赤の色彩、そして本の中央で半分にカットされたページ。
この本は、ファッションやヘアスタイルのファンなら誰でもコーヒーテーブルの上に置いておきたくなるような、時代を超えた本としてStockmansから出版されました。

Viktor HorstingとRolf Snoerenは、四半世紀のキャリアを一緒に活動しながら、芸術とファッションの境界を押し上げる驚くべきアイデンティティを切り開いてきました。
ロマンスと反乱、盛り上がりとコントロール、古典主義と概念主義と対照的に、オランダのデザインデュオは、私たちの時代の中で最も豪華なイメージを生み出しています。
本書は「着用可能な芸術」という概念を探求し、最も息を呑むほどの革新的な作品の一部を取り上げています。

2008年、当時フランス人スタイリストとして活躍していたChristopher Niquet（クリストファー・ニケ）は、ビバリーヒルズのレストランで1960年代のスーパーモデル、ペギー・モフィットを見かけました。
それまでサインを欲しがることはなかったが、どうしても彼女のサインをもらいたくなってしまいました。
この瞬間が、ファッションの歴史を変えた顔への執着心に火をつけ、ニケは、この業界の真骨頂といえるモデルたちにアプローチし始めたのです。
「当初の目的は、抽象的で無機質な美しさを超えて、肉体的な感覚を取り戻すことでした。私にとって、それぞれのサインは、想像上の存在に女性的なリアリティを取り戻させたのです。」

ジーン・シュリンプトンからジェリー・ホール、ローレン・バコールからイザベラ・ロッセリーニ、アニタ・パレンバーグからナオミ・キャンベル、スティーブン・マイゼル（本書の序文を執筆）、カール・ラガーフェルド、ダイアナ・ヴリーランドやリチャード・アヴェドンといった並外れたファッション界の巨匠のミューズなど、サイン集を通し女性美の重層な歴史を探っています。

デニムを使った新しいフォーク・アート集。数々の刺繍や奇抜なアイデアでデニムの可能性を示唆した作品集。

近代軍服のコレクターにとって、ベトナム時代のタイガーストライプの戦闘服は常に人気のある商品です。
タイガーストライプの柄は、エキゾチックでユニーク、そして東南アジアの紛争を彷彿とさせる美的センスに溢れています。しかし、この迷彩柄には多くの誤解が存在します。
本書「Tiger Patterns」は、ベトナム戦争当時のタイガーストライプのパターンやユニフォームのカットを定義する細かな差異を分析し、歴史家、退役軍人、モデラー、コレクター、愛好家など、それぞれの関心事に応じた信頼できる識別技術と実践を確立しています。

本書はアレキサンダー・マックイーンとの仕事で知られる著名なジュエリーデザイナーShaun Leane（ショーン・リーン）のライフワークを包括的にビジュアルで記録したものです。
ショーン・リーンは高貴で、詩的で、永遠を感じさせる、現代にマッチした新しいジャンルのジュエリーを創り出しました。

本書は、ファッション性の高い写真と、作品の詳細なクローズアップを組み合わせた、息を呑むような写真で構成されています。
写真家のニック・ナイト、ロバート・フェアラー、クリス・ムーアが撮影した写真と、リーンの親友アン・レイが記録した未公開のバックステージの写真エッセイを収録しています。