ポール・グラハム編集写真集: PAUL GRAHAM: BUT STILL, IT TURNS
Tell me a story.(物語を聞かせてください)
In this century, and moment, of mania,(熱にうかされたこの時代、この瞬間を)
Tell me a story.(物語を聞かせてください)
Make it a story of great distances, and starlight.(はるか遠いかなたの星明りの物語を)
The name of the story will be Time,(その物語に名を付けるなら「時間」)
But you must not pronounce its name.(でも、その名前を発音してはいけません。)
Tell me a story of deep delight.(深い歓喜の物語を聞かせてください)
- Robert Penn Warren(ロバート・ペン・ウォーレン)
Paul Graham(ポール・グラハム)は、「But Still, It Turns」で、写真に対する繊細なテーゼと活性化のためのマニフェストを企画しました。
ここに集められたダイナミックで多様な作品は、現実の見事な絡み合いに対して、恥じることなく、しかし単純ではない献身的な姿勢を提唱しています。
スタジオの芸術性や従来のドキュメンタリーの制限的な要求に誘惑されることなく、これらのアーティストは、シフトしたり、ゆがんだり、分岐したりする制限のないストーリーを語り、ありのままの人生に揺るぎなく対応しています。
収録されているのは、
Gregory Halpernのカリフォルニアの覚醒夢「ZZYZX」、
Vanessa Winshipの「she dances on Jackson」、
Curran Hatlebergの「Lost Coast」
Stanley Wolukau-Wanambwaの豊かで多元的な「One Wall a Web」
死をテーマにしたRichard Choiの「What Remains」
RaMell Rossの幻のドキュメンタリー作品「South County」
Emanuele Bruti と Piergiorgio Casotti の共同プロジェクト「Index G」
Kristine Potterのアメリカの風景と男性性についての幻惑的な探求「Manifest」など。
これらの作品は、調和と啓発的な不協和音の中でまとめられ、グラハムは新しい写真の形を模索しています。
タイトルは、ガリレオが世界の観察を撤回させられた後につぶやいたとされる言葉です。グラハムの言葉を借りれば、ここで見られるのは「全世界の無限の親密さ」です。
価格:
8,580円(税込)
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