Dan Cook Archive Production のヒップホップの初期時代の47のフライヤーを特集した一冊です。

アメリカの写真家 Aaron McElroy（アーロン・マッケロイ）の写真集「REDS」です。 Aaron McElroyは、愛、セックス、情熱、怒り、死などの極端な感情によく見られる色を詳しく調べています。「REDS」は、これらの領域のテーマを、本能的で共感できる、甘い、抽象的、親密でセクシーなイメージで探求しています。 アメリカのタバコ・ブランド「マールボロ・レッズ」に言及したこの本は、微妙ではあるが頑固なアメリカの雰囲気をうかがわせます。赤いトーンのテーマを超えて、「REDS」は、現実、記憶、フィクション、セクシャリティと自由に関連する個人的な出会いのイメージを結合するために、スナップと演出された写真をミックスし、視聴者が自分の想像力を使ってイメージと色についての独自の意味を創り出すことを可能にする直線的ではない物語になります。

スコットランド生まれ、New Yorkを拠点に活動する写真家 Graham Macindoe（グラハム・マッキンドー）の写真集「ALL THE YOUNG PUNKS 」です。 １９７０年代後半、スコットランドの若いパンクスだった彼自身の過ごした時代の写真やレコード、印刷物を再発見し、それらを正確にライティングし、スティルライフとして構成して撮影しています。 チケットの半券、バッジ、レコードのカバー、雑誌の切り抜きや彼がパンクとして人生を過ごしていた古いスナップ写真を新しいシリーズとして並置します。 彼の人生のこの緊迫した期間のエネルギーをMacIndoeは、ユニークに捕えます。

日本の写真家 横田大輔（Daisuke Yokota）とヨシ・カメタニ（Yoshi Kametani）の限定写真集 「CLASSON」です。S_U_N_ editionsの２人のアーティストや写真家の作品を組み合わせた実験的なシリーズの第3作目です。

Bill Sullivan（ビル・サリヴァン）の写真集「Forest Hills」です。「Forest Hills」は歴史の新しい種類を作成する為に20世紀のテニスの歴史と芸術、混乱と二つの物語を合成する為に作成されます。それは、かつてテニスの中心地であり、今やほとんど忘れ去れ去られたアメリカフォレストヒルズの失われた世界です。Bill Sullivanの本は写真と画像を使いながらその隆盛を示します。敷地とスタジアムの歴史、虚飾と外観の様々な変遷そして究極の最期を辿ります。それは歴史に無関心な/歴史的文書として機能し、実際の場所についての話だけでなく、この場所が時間の経過とともに過去の人々にどのように見られてきたかという長い瞑想でもあります。

New York生まれの俳優、作家、編集者、レゲエ研究家、写真家等多数の肩書きをもつRoger Steffens （ロジャー・シュテフェンス）による写真集「The Family Acid」です。ベトナム戦争時米軍の心理作戦に奉仕ている時に始めた日常生活のスナップショットから、徐々にサイケデリックな方面に移行していきます。４０年間に４００００枚以上に及ぶアーカイブから選ばれた作品を編集した作品集です。サイケデリック先駆者で心理学者ティモシー・リアリーと作家ハンター・S・トンプソンに触発され、友人達やヒッピーやビートニクス、GONZO（ならず者）や、ミュージシャン、アーティスト、彼の家族や、自分自身の自由奔放な生活など、ステファンの世代のカウンターカルチャー精神を写し出しています。