【Photographs by】Seiichi Furuya(古屋誠一)
【出版社】Chose Commune, 2022年
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】192 pages with col. illus.
【サイズ】24 x 16.4 cm
【状態】A: New
最愛の妻クリスティーネを失って以来、古屋誠一は自身のアーカイブを繰り返し見直してきました。この取り組みは、1989年から2010年の間に出版された写真集『Mémoires』全5巻や、2020年にChose Communeから出版された『Face to Face』などに結実しました。
2018年、古屋は屋根裏部屋でスーパー8フィルムの巻きを発見しました。その中の1本には、彼がクリスティーネと初めて旅行した1978年のボローニャでの記録が収められていました。それは、二人が出会った数週間後の出来事でした。この忘れ去られていた旅を思い出す試みとして、古屋はフィルムから1コマずつ静止画を抽出し始めました。こうして生まれたのが新しいシリーズ『First Trip to Bologna 1978』です。
また、本書では、2002年に自費出版された『Last Trip to Venice 1985』の新たに編集されたバージョンも収録しています。このシリーズでは、クリスティーネが命を絶つ前、古屋と彼女が最後に旅した際の写真が紹介されています。