【Photographs by】Ricardo Cases(リカルド・カセス)
【出版社】MACK 2014年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】128 pages with 67 col. illus.
【サイズ】18.7 x 14.7 cm
【状態】B-: 表紙スレ, 少ヨゴレ等
スペインの写真家 Ricardo Cases(リカルド・カセス)は、本書「El porque de la naranjas」で、現実の表面的な兆候を記録するのではなく、目に見えないもの、機械的なものを描き出します。
自身の身近な場所、スペインの肥沃なレバンテ地方で、この写真家は、そうでなければ気付かれないかもしれないはかない瞬間を明らかにします。
街に出て、彼は宇宙を規制する法則を目に見えるようにしようとし、ヒッグス粒子の特定を試みる原子物理学者と同じように、基本粒子を追い詰めていきます。カセスは風景を実験室として利用し、これらのメカニズムが自由に現れる場所としています。この作品はレバンテ自体の肖像ではなく、レバンテの精神、そしてスペイン全体の精神の肖像です。