【Photographs by】 Kai Loffelbein (カイ・ロッフェルバイン)
【出版社】Steidl 2018年
【装丁】Hardcover (ハードカバー)
【ページ】192 pages with col. illus.
【サイズ】25 x 29.7 cm
【状態】A: New
「Ctrl-X」 電子廃棄物のトポグラフィーは、限られた資源を無責任に扱うという、グローバル化した現代の世界における最も差し迫った問題の一つを探求するものです。
本書では、ドイツの写真家 Kai Loffelbein (カイ・ロッフェルバイン)が、ヨーロッパやアメリカから、ガーナのアグボグブロシー、中国の貴州、ニューデリーの裏庭工房まで、電子廃棄物の痕跡をたどります。
ここでは、高価なリサイクルを避けるために欧米から違法に輸出される E-waste に含まれる貴重な原材料を回収しようとする労働者、時には子供までが置かれた悲惨な状況を丹念に記録しています。
コンピュータ、携帯電話、MP3プレーヤー、タブレット端末は、私たちの日常生活に欠かせないものとなっています。そして、最新のスマートフォン、最速のプロセッサ、最も薄いノートパソコンなど、消費する製品によって自分自身を定義し続ける限り、年間何百万トンもの電子廃棄物が発生し続けるでしょう。