【Photographs by】Mounir Fatmi(ムニール・ファトゥミ) and Guillaume de Sardes (ギヨーム・ド・サルデス)
【出版社】KAHL Editions 2022年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】114 pages with col. and monochro. illus.
【サイズ】27 x 20 cm
【状態】B-: 表紙スレ, 少歪み等
二人の写真家、一つの都市。
Mounir Fatmi(ムニール・ファトゥミ) と Guillaume de Sardes (ギヨーム・ド・サルデス)は、異なる視点からモロッコの都市タンジェを体験し、共に都市の感覚を再現しています。
彼らのアプローチは主観的で、時間の経過に敏感であり、ドキュメンタリーとフィクションのバランスがとれています。ファトゥミのイメージは細部にまでこだわり、常に変化し続ける街の雰囲気をとらえ、文字通り身体が背景に溶け込むような写真となっています。ド・サルデスは、イメージとテキストを混在させることで、写真と文学の関係に疑問を投げかけています。そうすることで、60年以上前にタンジェに滞在したもう一人の旅人、詩人で哲学者のアレン・ギンズバーグの作品と自分の作品を隣接させるのです。