【Photographs by】Yoshie Itasaka(板坂佳枝)
【出版社】Self published 2022年 Limited edition of 300 copies
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】Unpaged with col. illus.
【サイズ】25.7 x 18.2 cm
【状態】A: New
日本の写真家/旅人 Yoshie Itasaka(板坂佳枝)の3冊目となるzine 「Infinity Complex Landscape: Journey through the East Ukraine - Zaporizhzhya - Mariupol」です。
ウクライナのほか、中欧-東欧諸国・旧ソ連圏、ロシアにおける''記憶・歴史をめぐる問題''について追いかけてきた Itasaka が撮る東ウクライナの複雑な風景。
ユーロマイダン、ウクライナ危機、そしてロシアの侵攻、周辺国のヨーロッパ化、国民性や国としてのアイデンティティなど複雑という言葉で表してしまうとこぼれ落ちてしまうことが多過ぎるが、タイトルにInfinity(無限大)と付いているように、複雑過ぎるこの地域の風景を板坂は静かに拾います。
SNSやニュースで見る情報や報道、現地でのリサーチの中で、自身の言葉で語る方がもしかしたら簡単だったかもしれないが、風景や看板、露店や市場など、複雑ではあるけど確かにある人々の暮らしを写真家は言葉ではなく、感傷的でもなく、記録的でもなく、まるで問いかけてくるように写し出します。