【Photographs by】Trent Parke(トレント・パーク)
【出版社】STANLEY/BARKER 2020年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】132 pages with col. illus.
【サイズ】22 x 31. cm
【状態】B: Very Good
オーストラリアの鉄鋼都市ニューカッスルで生まれたTrent Parke(トレント・パーク)の幼少期の思い出の1つは、造船所、煙突、BHP製鉄所が支配する風景の中を旅しながら、母親と一緒に仕事から帰る父親を迎えに行ったことです。
キャリアを通して、パークは常に光の変容する力に興味を持っていましたが、彼が深紅という色に興味を持ったのは、夜明けと夕暮れの刹那的に変化する色、多数の異なる赤でした。
彼は、市販の製品に使われている色が、コチニールというメスの鱗虫の体を砕いて茹でたものから採れることを発見しました。
クリムリナシサボテンのパッドに生息する極小の昆虫で、深紅色の染料のために養殖されています。現在では主に化粧品や食品の着色料として使用されています。
スカーレット、マゼンタ、オレンジ、クリムゾンは、コチニールによって生成された色の染料であり、また、新しい星の誕生時にイーグル星雲で見られ、ハッブル宇宙望遠鏡によって記録されたように創造の色で見事に特徴づけられているようです。
誕生と血のこれらの色についてパークはまた、息子の誕生時に見た風呂の水、臍帯と胎盤から覚えています。