【Photographs by】Drake, Carolyn(キャロリン・ドレイク)
【Designed by】-SYB-
【出版社】Self-published 2017年 First edition of 500 copies
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】122 pages with col. and monochro. illus.
【サイズ】24 x 17 cm
【状態】B: Very Good: サイン入
アメリカの写真家 Carolyn Drake(キャロリン・ドレイク)の写真集「Internat」です。
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ウクライナの都市テルノーピリ郊外の険しい道の終わりは、ペトリキブの森の木々のような厚い壁に囲まれた孤独な私有地があります。伝えられるところによると、35歳以下の70人の女性がその境界内に住んでいるといいます。毎日の雑用がないとき、彼女たちは、母、娘、オオカミ、モンスター、妖精などの役割を果たします。
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このシリーズは、障害者とされた少女たちを保護し、扶養するために設計されたソビエト時代のウクライナの孤児院で作られました。写真家は住民と能動的にコラボレートし、おとぎ話のアイデアを描き、施設を離れて時間を過ごしている間に、写真家と彼らを繋ぐ望みが導かれる先を見ています。自然、実生活、施設周辺の厚い壁は、不可視性、創造性、正常な女性のふるまいの構築に関する疑問を探るための手段となりました。
本のアートワークは、19世紀のウクライナのアーティスト、民族誌、農民、農民、詩人、投獄された政治家、Taras Shevchenko(タラス・シェフチェンコ)についての書籍のページ上に作られています。写真家は彼女達と共に、シェフチェンコとその同時代の男性が作った作品の上にペインティングし、公開された歴史のページを再構築します。そうすることにより、彼女たちはアーティスト、クリエーター、民族誌学者、デザイナーになりました。
イメージは2014年から2016年の間に作られましたが、女性との関わりは、写真家がこの地域に住んで、最初に出会って、子供として撮影してからを考えるとそれより前にプロジェクトは始まりました。2014年にこの地に戻った時、その女の子は孤児院から卒業したばかりだったが、彼らのほとんどはまだそこに住んでいました。