【Photographs by】Delafontaine, Leo(レオ・ドラフォンテーヌ)
【出版社】Editiions 77 2017年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】160 pages with 180 pictures.
【サイズ】25.5 x 20 cm
【状態】A : New
フランスの写真家 Leo Delafontaine(レオ・ドラフォンテーヌ)の写真集「ARKTIKUGOL」です。1920年スヴァールバル条約の締結によって、北極圏のスヴァールバル諸島はノルウェー領となりましたが、加盟国は等しくこの島で経済活動を行う権利を有すと規定するとともに、スヴァールバル諸島を非武装地帯として軍事活動を禁じました。1935年以降、ロシアは石炭採掘を通じてここを利用する唯一の外国です。北極海の氷が減り、新しいルートが開かれたことを受けて、ロシアは鉱山の利用を名目に軍事的観測拠点として機能しているとか。写真家はここで暮らす人々を静かに撮っています。たぶん政治的な目的とかではなく、そういった歴史を踏まえながらも、そこに暮らす人々を淡々と写し出しています。