【Text by】Christopher Niquet(クリストファー・ニケ)
【出版社】Damiani 2017年
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】124 pages with monochro. illus.
【サイズ】29.8 x 24.1 cm
【状態】A: New
2008年、当時フランス人スタイリストとして活躍していたChristopher Niquet(クリストファー・ニケ)は、ビバリーヒルズのレストランで1960年代のスーパーモデル、ペギー・モフィットを見かけました。
それまでサインを欲しがることはなかったが、どうしても彼女のサインをもらいたくなってしまいました。
この瞬間が、ファッションの歴史を変えた顔への執着心に火をつけ、ニケは、この業界の真骨頂といえるモデルたちにアプローチし始めたのです。
「当初の目的は、抽象的で無機質な美しさを超えて、肉体的な感覚を取り戻すことでした。私にとって、それぞれのサインは、想像上の存在に女性的なリアリティを取り戻させたのです。」
ジーン・シュリンプトンからジェリー・ホール、ローレン・バコールからイザベラ・ロッセリーニ、アニタ・パレンバーグからナオミ・キャンベル、スティーブン・マイゼル(本書の序文を執筆)、カール・ラガーフェルド、ダイアナ・ヴリーランドやリチャード・アヴェドンといった並外れたファッション界の巨匠のミューズなど、サイン集を通し女性美の重層な歴史を探っています。